整体の起源
2016年01月18日 16時52分
整体の起源
整体は19世紀始め頃に始まったと言われていますが、その起源には様々な説があります。整体という言葉自体は日本でつくられた言葉ですが、その原型となったのは中国の推拿(すいな)と言う古典按摩(こてんあんま)が進歩したものであるという考えが一般的であると言われています。
推拿(すいな)というのは、手技療法の一種で骨格や筋肉のバランスを整えることを目的としています。リハビリとしても用いられています。
古典按摩には2000年以上もの長い歴史があると言われているのですが、この技術が日本にも渡り、その当時に日本武術にあった整体と融合したことで、今の技術になったのではないかと考えられています。
中国の推拿(すいな)が起源になっているという意外ではオステオパシーが発祥であるという説もあります。オステオパシーというのは1874年にアンドリュー・テイラー・スティルという人が発表した手技です。
いずれの場合でも日本に昔からある手技療法に他の国の手技療法が加わり、それを日本の治療家たちが独自に考えなどを加えて現在の整体になったと言えると思います。